行動を分解してめちゃめちゃ小さい行動まで落とし込んだら苦じゃなくなる
ぼくは、とにかくやりたい事よりもやりたくない事の方が多いめんどうくさがりです。たとえやりたい事であったとしてもモチベーションが上がっている期間はほんの一瞬ですぐに「めんどうくさい」という感情が顔を出します。
なんとか改善できないものかと昔から思っていたのですが、先日「小さな習慣」という本を読みましてその中で、このような事が書かれていました。
行動する事にストレスがかからない、行動する時に「やるぞ!」という意思さえいらない小さな行動にまで分解して落とし込めば苦じゃなくなる。
何かをやろうとする時にめんどうくさいと思うのは、実際に行動に移した場合の、その後のいろいろ大変な先の長い工程を思い浮かべ、やる前からやる気をなくしてしまうからだと思います。
それならば、先の長い工程はとりあえず考えないで、まず、細分化した小さな行動をとってみて、それができたら次の行動というように積み上げていくと意外とめんどうくさいと思っていた事ができてしまうという事です。
実際やってみて自分でもこの方法は使えると思いました。
例えば、ブログを書くのがめんどくさくてやりたくなかったとします。
そんな時は、「とりあえず、パソコンを立ち上げてみる」という行動をします。これであればさほど面倒くさくないですし、この時点ではパソコンを立ち上げたからってブログを書かなくてもいいよと自分には言い聞かせています。
次にまだいけそうであれば「とりあえず一行書いてみる」という行動をします。一行だけ何でもいいので書くという事であればさほど面倒くさくないでしょう。
これを繰り返していると、普通に書くより気合もいらないし、強い意思の力も必要なく書く事ができたりします。
最近は、この「行動を細分化する」という方法を仕事でも応用できないかと思っています。
すごくやりたくない気が重い仕事があったとして、その仕事のプロセスを自分にストレスがかからないレベルまで細分化する事ができないかという事です。
ただこれは結構むずかしいと思っていて、ブログとかそもそも面倒くさいとは思っているけど、もともとは自分がやりたいと思ってはじめた事とそもそも全然やりたくないけど仕事だからしょうがなくやらなければいけない事では「やりたくない」のレベル感が全然違うからです。
でも、この技を習得してちょっとでも仕事が楽になればうれしいので考えてみます。
たとえば仕事で「すごいかけたくない人に電話をかけなければならない」という事があったとします。
この場合はどう細分化すればよいでしょうか。
①受話器をとる
これはストレスなくいけます
②ダイアルを押す
いや、やっぱこの辺からストレスだわ。
全然、細分化できないわ。電話した後の事考えちゃうわ。
やっぱり、自分一人でやる事に関していえばこの方法は効果があると思いますが、相手のある事については自分のペースだけで事を運ぶわけにはいかないのでなかなかこの方法は使えないのでしょう。
電話は厳しいかもしれないけど、メールだと行動を細分化すればいけるような気はしています。
まあでもあきらめずに、ちょっとでも応用できるか考えてみます。
以上